ハウスエッジを理解すればオンカジに不正がないことがはっきりわかる

「オンラインカジノなんて、どうせインチキをしている」オンラインカジノの存在を知った人の多くは、まずそのように思うでしょう。
そして、実際にオンラインカジノをプレイして負けが続いた人は「やっぱりオンラインカジノのゲームはインチキだったんだ」と考えてしまうでしょう。

しかし、オンラインカジノはインチキや不正イカサマといった行為を行う必要がありません。
その理由は、ハウスエッジというものが存在し、安定的な利益が保証されているからです。
それを捨ててリスクを取ってまでインチキをする理由がないのです。

今回の記事では、そのハウスエッジを考えたオンラインカジノの不正についてお伝えしていきます。


ハウスエッジとは?

ハウスエッジとは、胴元の取り分です。
日本語では控除率と呼ばれます。
反対の言葉にペイアウトがあります。
ペイアウトはプレイヤー側の取り分です。
これを日本語では還元率と訳されます。

つまり、ペイアウトが高ければ高いほどハウスエッジは低くなり、ペイアウトが低ければ低いほどハウスエッジは高くなります。
ハウスエッジは、ゲームによって高くなったり低くなったりしますが、オンラインカジノにおいては平均して5%以下です。
ブラックジャックやポーカーなどで、ベーシックストラテジーを使用することにより、ハウスエッジを1%以下に抑えることができます。

「たった1%では利益が出ないのではないか?」「イカサマをする必要があるのではないか?」と感じるかもしれませんが、1%だったとしても積み上がれば大きな金額になります。
しかもこれは1ゲームごとのペイアウト率ですので、ゲームを遊べば遊ぶほど、その1%という差が大きくなっていきます。
「ハウスエッジが低いから」という理由で遊びすぎてしまうとプレイヤー側が大損をしてしまう仕組みになっているのです。

ハウスエッジは掛け金に対する割合

もう一つ重要なポイントは、ハウスエッジは掛け金に対して何%かという数字で算出されるということです。
例えば、ブラックジャックで最初に1ドルを賭けた人が1000人いたとします。
ハウスエッジが1%だとしたら、この1回のゲームで1%の10人が負けてしまい、残りの990人が50%の確率で勝ち、50%の確率で負けます。
すると、495人の手元に2ドルが入り、495人は負けます。
プレイヤー側の手元には、495×2ドルなので、990ドルがあるということになります。

つまり、1回のゲームでカジノ側は10ドルの利益を得たということです。
これを繰り返していくことによって、小さなハウスエッジを積み重ねてカジノは大きな利益を出すことができるのです。
このような安定して上がる継続的な利益を捨ててまでカジノ側がイカサマをしてプレイヤーからお金を取ろうとする理由が存在しないのです。

まとめ

オンラインカジノは、低い数字とはいえ確実に利益を出せるハウスエッジのシステムがあります。
イカサマをするということはリスクが高いため、せっかく安定して入ってくることが約束されているハウスエッジを捨ててオンラインカジノを運営の危機にさらしてしまう可能性があります。
そこまでして不正をしたいかと言われると、ほとんどのオンラインカジノが「ノー」と答えるはずです。